絶賛滞り中のブログですが、更新しなければいけない程のものでは無いため、ゆるりとやっていきます。ブログ更新する暇があるなら研究しry...というご意見はごもっともですが、ある程度こういう書き込みも自分たちのためになると思ってやっています。
さて、今回は教員が4月(と9月)に滞在したカナダ、モントリオールでの滞在記。カナダで Rigorous Computational Dynamics in Infinite Dimensionsという研究会に参加、加えて共同研究者で研究会の主催者であるJean-Philippe Lessard氏(以下JP)を訪ねました。彼は精度保証付き数値計算を使ってめちゃくちゃ論文を書いている人で、なぜあんなに論文書けるのか?を探る旅でもあります。
結論から言うと「できる事はすぐやる!」これに尽きます。
教員:こんなアイディアがあって、きっと動くはずなんだよね。
JP:いいね!よし実装しよう。
教員:え、いま?
JP:そうよ?今やろう
教員:・・・
このやり取りを一緒に研究していて何度もしました。「精度保証の研究は時間がかかる」。教員はこの言葉に甘えて「よし、じゃ今度やろう」と無意識に後回しにしてしまっていたのです。でも、よく考えると問題を解くアイディアがあればそれを後回しにする事は無意味。教員は学務が忙しいとか、授業準備をするとか理由をつけて、研究で上手くいくかもしれない「美味しい所」は後回しという悪いクセがついていました。「すぐ試す、手を動かす」これは教員が今後逐一、自己確認しなければならない事であり、学生さん達に是非とも体得して欲しい事です。
滞在記に戻ります。4月の滞在ではまだ雪の残るモントリオール大学で研究集会&ディスカッションをしました。
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| モントリオール大学の看板。カナダ屈指の名門校だそう。 |
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| 4月ですが外の気温はマイナスでした。ヒートテック必須。 |
やっている事は数学ですので、数式を共有できれば、多少の言語のハンデは大丈夫。数学って共通言語があって良かった。そして興味がある問題が被れば、一緒に研究しようという感じで新しい研究プロジェクトが始まる。そんな空気で、教員はとても居心地が良かったです。活発な研究コミュニティに参加できて、この経験を今後に生かしていきたいと思います。
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| 研究ラウンジ。みんなでコーヒー片手に研究ディスカッションしました。 |
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| 疲れたら、ピアノ弾き始める人が出現。芸達者な人は世界で通用しやすいです。 |
ちなみにJP氏とこの研究会で知り合ったJonathan Jaquette氏との共同研究の成果を以下の論文にまとめました。中々の超大作ですが、研究していて楽しいメンバーで論文を書けた事を凄く感謝しています。これからも手を動かす研究者になれるよう努力を続けます。
A. Takayasu, J.-P. Lessard, J. Jaquette, and H. Okamoto:
"Rigorous numerics for nonlinear heat equations in the complex plane of time", submitted 2019. (arXiv:1910.12472)
"Rigorous numerics for nonlinear heat equations in the complex plane of time", submitted 2019. (arXiv:1910.12472)




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